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『Angry Birds』(アングリーバードあるいはアングリーバーズ)は、フィンランドのRovio Entertainment(旧:Rovio Mobile)がiPhone向けに開発したモバイルゲームである。2009年12月にApp Storeで販売されてから、1200万ダウンロードを記録するなど、世界中で大ヒットした。後にAndroid版やPC版およびMac版が開発され、累計ダウンロード数は15億以上ともいわれている〔PC版(Google Chrome版)はダウンロード不要だが、ダウンロードしてローカルでプレイする選択肢もある。#他プラットフォームへの移植も参照。〕。 日本ではそこまで爆発的なヒットを遂げていないものの、世界では2010年で最も成功したゲームソフト、または世界で最も成功したモバイルゲームと評されており、世界の至る国でグッズ販売、アニメ化などメディアミックスを果たした。また、同社はこの作品一つで資本を10倍以上に増強し、社員も20数名から250名まで増加させ、大規模なオフィスを入手することに成功しており、本社の壁に鳥たちが描かれたりしているなど、名実ともに同社の看板となっている〔それまでROVIO社は51本のゲームを制作していたが、ヒット作品に恵まれず、経営状態はかなり苦しかったという〕。 2012年に入り後述のフジテレビとのコラボレーション、タイトーによるプライズ化〔アングリーバードがタイトーステーションに飛んできた! 国内プライズ向けアングリーバード製品が登場 3月17日から順次開始! 〕など、日本国内での展開が本格化している。 == 概要 == Angry Birdsはスリングショットの特性を活用した、アクションパズルゲームである〔開発当初、スリングショットは存在せず、普通に鳥を飛ばしてオブジェクトや敵を倒すゲームであった。しかし、それだと初見のユーザーが何をすればいいのか分かりづらいということで、ゲームの目的をはっきりさせるためスリングショットが採用された。〕。主人公の鳥たち(後述)をスリングショットで放ち、フィールド上に潜む敵の豚(後述)を倒すのが目的で、フィールド上の豚を全滅させればレベルクリアとなり、次のレベルに進むことができる。この鳥たちが活躍する各フィールドをレベルと呼んでおり、そのレベルを包含するものをチャプターと呼んでいる。また、アップデート毎に追加される各エピソードは1~3のチャプターを包含している。 プレイヤーは最初からレベルを選択できない。個々のレベルをクリアしていかないと、次のレベルに進むことはできない〔ただし、通常版ではエピソードの選択は可能。また、Seasonsの一部のエピソードでは、解禁の仕様により、最初からレベル選択が可能。〕。また、各レベルでは、クリアした時の得点に応じて星が与えられる。星は最低で1つ、最高で3つであり、全てのレベルで星を3つ獲得すると隠しステージに行ける。この星の必要得点は、レベルによって異なっている。また、エピソードごとの総得点が記録されているので、総得点の底上げを行うやりこみ要素も持っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Angry Birds」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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